ほぼ出来上がったXLRですが、オイル交換に来られたお客様と
お客さん 「エエのがあるなぁ。いくら?」
小生 「@@万円の予定です。」
お客さん 「ほなら、買うわ。」
小生 「ホンマですか? まだ出来上がってませんよ。」
お客さん 「ええよ。出来たら言うて。」
と話がまとまりまして、出来上がったら連絡することになりました。
こうなると、空き地でクルクル回って「これはエエ具合や。」
と言うわけにはいかないので、私名義で登録して試運転です。
調子よく加速もするし「エエやない。」と愚息と二人で試運転を繰り返しているうちに、60km/hあたりで定速走行をするとボコボコとしゃくるような感じに気が付きました。
プラグを外してみると黒くなっておりまして、ガソリンが濃い状態のようです。
キャブレターを分解してみるとニードルジェットが少し錆びたような状態。
このような状態です。
アクセルは半分も開けていない時にボコボコなるので、原因はこれでしょう。
純正部品を注文しましたが販売中止です。
オークション等を覘いてみますが、簡単にはみつからないし有ったところで中古の部品、同じようにすり減っていると思われます。昔数度中古のキャブで難儀しました。
とりあえずはクリップ位置を変えて試運転です。
しかし、多少良くなった程度でほとんど症状は改善しません。
もう一度キャブレターを分解してみます。
ニードルが錆び?ているようなら、メインジェットはどうだろうと見ると錆びた後の様な小さい穴が見られます。
これも代えなければとパーツリストを見て注文しかけると「あれ?これ118番が付いてる。純正は102番。」
何なんでしょうか?これではイカンです。
どうしてこんな大きい物に替えてあるんでしょうか?
とりあえず102を注文して手持ちのジェットを探してみると、100がありました。
早速交換して試運転です。
あきません。そらそうよな。アクセル半分も開いてないもんなぁ。
このフロートでは油面の調整は面倒やし・・・・と煮詰まりそうになったところに登場は岸田精工です。
ここは本当に助かります。
しかし、ここにはXR200のキットはあってもXLRはありません。
無理かなぁ~?他にないもんなぁ・・・・と思いながらXR200の物を注文してしまいました。
届きました。
これです。
これだけ各ジェット類が入っています。
アイドリングは調子よく又アクセルを3/4以上開けると調子よく加速をして、プラグも良く焼けています。
ここからはニードルジェットとジェットニードルの組み合わせです。
ニードルを触ったところでどの様に違うか判るほど繊細な感覚は持ち合わせていないので、小さめのジェットニードルに差し込んでどのように違うか比べてみました。形状が違うために、これで何が判るねん!と思いますが、もしかしたら何かの目安になるかと愚考いたしました。
その結果、上の方はXLRの方が細くて先の方はXRの方が細くなっているようです。アクセル開度半分以下なので、上の方が太いXRのニードルジェットと穴の小さいXLRのジェットニードルを使って走ってみました。
あきません。やっぱりボコボコなります。
何度も何度も分解して、色々な組み合わせを1日かけてやってみましたがあきません。
大本営にあるキャブレターを全部分解してみました。藁にもすがる思いでBingやAMALも分解して使えるものは無いかとさがしました。ダメでした。
そんなにして煮詰まってイライラしているところに結婚をして子供の出来たわがクラブのアイドルがひょっこり来られまして、
「子供が就職したら又オートバイに乗りたいな。何が良いですか?」
と話していた時に
「CRF125はどないや?」
と会話していました。
その時、ピンと閃きました。
「同じ200でもXRの方が燃料が多いんやったら、CRF125はどんなん?」
妙な思い付きですが他に何も思いつきません。
使えるかどうか分かりませんが他にすることは思いつきません。
昔岸田精工でカタログに載っていないオートバイの燃調キットを作ってもらいましたが、ひと月以上まちました。あの時はありがたかったですが、今回は時間に余裕がありません。
取り敢えずCRF125の物を注文しました。
今日届きました。
早速付け替えて走ってみました。
あたりです。
快調に走ります。
40/50/60kの定速走行も快調です。100km/h以上でも快調にはしります。
とんでもないように思えた思い付きですが、やってみるもんですね。
これで納車できます。ほっとしました。
いままで何度も悩んだ後上手く修理ができると嬉しい時が多いのですが、今回のように「ほっとした」のは陸王のカウンターシャフトとメインシャフトを制作して走り出した時と今回の件の2回です。
今回も大分追い込まれていたようでうすわ。何せほっとしました。今夜は寝つきが良さそうです。

コメントをお書きください